つかもう! 働くよろこび
みんなで明日を動かす青年部
全労連青年部第23回定期大会を開催
9月18日(土)から9月19日(日)にかけて、全労連第23回定期大会を東京・全労連会館で開催しました。地方・産別から69名が参加し、23本にわたる発言がされ、実践の中での成功や失敗、課題などが出し合われ、方針を補強しました。
大会前段では、労働者教育協会常任理事の江口さんが、「学ぶことはオモシロイ!〜全国学習交流会in東京の魅力〜」、全労連国際局長の布施さんが「ズバリ!核兵器はなくせるか!?」と題したミニ講演を行いました。布施さんの原水爆世界大会との関わりや、青年時代の話も聞けてためになるものとなりました。
来賓には、2日間で全労連議長の大黒作治さん、全日本学生自治会総連合委員長の小山農さん、日本民主青年同盟中央委員長の田中悠さんが訪れ、青年部への期待と連帯の挨拶を行いました。そのなかでも、3名すべてが、青年大集会の話題に触れ、青年の連帯や社会を変えたいという思いの力について述べたことが印象的でした。

提案された方針に対しては、出席者の3分の1に当たる23名が発言しました。さまざまな実践報告がされ、その中での前進面・課題・教訓などリアルな意見が出されました。高知県は溝渕部長が、活動報告と四国ブロックでの青年部確立について発言しました。
大会参加者の中には、現在争議中の青年や、分限免職と闘う仲間もおり、青年が置かれる状況の厳しさと、それに向かっていく青年の強さの出た大会となりました。
今大会では6名が退任し、5名が新任しました。緊急動議により、役員の定数が2名増え、16名となりました。しかし、書記長不在や関東ブロック、北海道ブロックから役員が出すことができないという状況となっています。関東、北海道ブロックについては、現段階では、オブザーバーとして参加し、12月までには常任を補欠選挙で出す予定となっています。
退任挨拶では、前書記長の野村さんが、
「青年部では、沢山の『好き』を見つけてください。

たたかうのが、好き。
あきらめない生き方が好き。
一緒にがんばれる仲間が好き。
ミナマタ被害者の話をきいて、涙流す仲間が好き。
仲間といっしょにがんばっている、自分が好き。
その「好き」がたくさんあつまって、人間は成長していく」
と青年部書記長としての2年半を振り返りました。
今回四国ブロックでは、愛媛の高尾さんが退き、高知県から常任委員を送り出すこととなりました。書記長が不在となり、役員も大幅に入れ替わりましたが、今まで青年部が創ってきた運動面だけではない、役員同士の雰囲気なども引き継ぎ、さらに発展させていかなければと強く思う大会となりました。
前役員のみなさん、お疲れさまでした。

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