こんにちは、WAKです。 みなさんと一緒にわらべうたあそびを楽しみたいと思い、会をつくりました。

 

北海道のわらべ歌(ジャンケンホコホコ北海道)C  おすすめ資料

さて、少し間あきましたが、島根から続きです。

『島根のわらべ歌』(柳原書店)

ジャンケンもって スッチャン ホイ
あいこで アメリカ ヨーロッパ
パリは名高い 大都会
インドの国は まっくろけ
ケンケンもって スッチャン ホイ

ソファファファ ファソファソ×
ソソファファ ファファファファ レファソ
ソファファファファファファファ レレファファレ
ソファファファファファファ レファレレ
ソファファファ ファソファソ×

各行の終わりでジャンケンをするそうです。
勝敗がついたらそれで終わりますが、
あいこなら、次の歌詞をうたってまたジャンケンをします。
最後まできてもあいこなら、
再度初めからうたい出すとのことです。

じゃんけんの掛け声で、
スッチャン ホイというのは、初めて聞きました。


『愛媛香川のわらべ歌』の愛媛

A:ジャンケン ピカピカ 北海道

B:ジャンケン じゃがいも さつまいも

ソーシー ラソミレ ミソラソラ(どちらも)

「ホコホコ」でなく「ピカピカ」が出てきましたね(笑)

香川にも

ジャンケンじゃがいも さつまいも

がありました。
音は一緒です。


『福岡のわらべ歌』

ジャンケンじゃがいも さつまいも
あいこでアメリカ ヨーロッパ
パンパンパン屋の 大泥棒

こちらは、各行ごとにジャンケンをするんですが、
勝敗を決めるのは最後だけ。

ついに、パン屋に大泥棒が出てきました(笑)


『佐賀長崎のわらべ歌』佐賀

ジャンケンじゃがいも さつまいも

ソーシーラソミレ ミソラソラ


ついに、最後の巻となりました!

『熊本鹿児島のわらべ歌』熊本

ジャンケンじゃがいも さつまいも
あいこでアメリカ ヨーロッパ
パッパの小父(おじ)さん ひげ三本
ボンボン時計が なりました
たんたん狸の 腹づつみ
みんみんみんなで 遊びましょ。

ソーシーラソミレ ミソラソラ(以下同じ)

最後を飾るのにふさわしい
子どもらしい変化を加えたうたです。
これは最後に勝負をします。

「みんみんみんなで 遊びましょ」とは!
おあとがよろしいようで(笑)
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北海道のわらべ歌(ジャンケンホコホコ北海道)B  おすすめ資料

だいぶあきましたが、
ジャンケンホコホコ北海道の続きをご紹介します。

『長野岐阜のわらべ歌』(柳原書店)の岐阜。

ジャンケン じゃがいも 北海道は
寒いところだね

ラーソー ミミミソ ミーソミミーミー
ミーラソソーラーラーソーソ

岐阜のは音が他と違いますね。


『京都のわらべ歌』

ジャンケンホコホコ 北海道
あいこでアメリカ ヨーロッパ

ファーラーソファレド レーソーソ
ファファララソファレド レーソーソ


『奈良のわらべ歌』

ジャイシンほこほこ 北海道は寒いな
北の国 スキー場

ラーソーミソミソ ミーソーラーソミミソソラー
ミミソソラー ミミソソラー

お〜!北の国、スキー場とはおもしろい!

これはですね、
あいこになった時、
関連ある単語・言葉をさらに続けていくそうなんです。

奈良の子どもが北海道のことわかるのかな〜(笑)

それとも、スキー場から関連することをみつけるのかも?

スキー場 白い雪 雪だるま・・・とか?

もし、スキー場、味噌ラーメン、タラバガニ・・・とかだったら!(笑)


『和歌山のわらべ歌』は、ほぼ京都と同じでした。


『広島のわらべ歌』

ジャンケン じゃくろが はちわれた
あいこで アメリカ ヨーロッパ

ソラシシ ラソミレ ミソラソラ
ソラシシ ラソミレ ミソラソラ

「じゃくろ」とは「ざくろ(石榴)」のこと。
じゃがいもを聞き間違えて、
じゃくろになったのでしょうか?

今のようにテレビやナットで広がると
ここまでの変化はないかもしれませんね。

口承のおもしろさです。

続きは島根で。 
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北海道のわらべ歌(ジャンケンホコホコ北海道)A  おすすめ資料

柳原書店の『北海道のわらべ歌』で見つけた、
「ジャンケン ほこほこ 北海道〜」

続きは福井から。

どこが発祥かわからないこの歌ですが、
遊びながら伝えられる中で
おもしろいアレンジが効いてきます。

『福井のわらべ歌』
「ジャンケン じゃがいも さつまいも
 ろくじいさん いもくって 屁こいて
 ジャンケンポン」

ソーシー ラソミレ ミミソソ
ラーソソ ラーソソ ララソソ ラーソソソ
ラーラーラー

お〜おもろ〜!
字だけを見てるとわかりませんが、
ぜひこれは『福井のわらべ歌』の本を見て
感じていただきたい!

さつまいも から間を入れず歌を続けるので、
さつまい もーろくじいさん となるのです。

ジャンケンでこんなに楽しいなんて!


福井の本にはもう一つ。

「ジャンケン じゃがいも さつまいも
 ろくいもくって 北海道は
 寒いってたら 毛布がいるよ」

こちらのアレンジもいいですね〜。


『静岡山梨のわらべ歌』
「ジャンケンホカホカ 北海道」

ソラシシラソミレ ミソラソラ

とかなりシンプルですが、
本の解説が興味深い。

解説:ジャンケンは中国から渡来したものと言われる。
もともと酒席における大人のあそびだったものが、
子どもの世界にもとり入れられた。

大勢で勝負するときは、「グーなしだ」
「グーなっしん」「パッとチョキ」などと、
何か拳を一つ除いてジャンケンをし、
勝負を速くした。

ときにはかなり長い文句をうたいこんで、ジャンケンを楽しんだ。

とあって、類歌にこんなうたが。

「ジャンケンじゃが芋北海道
 あいこでアメリカヨーロッパ
 かっぱのおじさん毛が三本
 ボンボン時計が鳴りました
 たんたん狸の腹づつみ
 みんみんみみずく ホーホケキョウ
 今日はこれでおしまい」

こんな楽しいのを考えた子は
クラスの人気者に違いない(笑)
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北海道のわらべ歌(ジャンケンホコホコ北海道)  おすすめ資料

わらべうたネットワークうたぼっこの森で出す本では、
昭和50年代60年代に出版された柳原書店(現在、柳原出版)の『日本わらべ歌全集』から、
時代背景が感じられる遊び、私たちが遊んで楽しいと思う遊びなどを選んで載せさせていただいています。

使用に関しては本の監修をお引き受けいただいた
『日本わらべ歌全集』の東京、千葉、鳥取、島根のわらべ歌の著者でもある尾原先生や、
出版元の柳原出版にご協力いただきました。

そこでこれから、
『日本わらべ歌全集』を北海道から沖縄まで、
1冊ずつご紹介していこうかと思います。


まずは『北海道のわらべ歌』

クリックすると元のサイズで表示します

「ジャンケンホコホコ」
ジャンケンホコホコ 北海道
あいこでアメリカ ヨーロッパ
(グ チョ パ)

ソソシシラソミレ ミラララ
ソソシシラソミレミララララ

*↑はあくまで参考で。

最後の(グ チョ パ)で拳を出しますが、
この遊びはジャンケン勝負というより、
言葉あそびとジャンケンを出すまでのワクワク感を楽しむ遊びです。

拳を抱えみんなで体を揺らしながら
ニヤニヤしながらうたう様子が目に浮かびます。

この手のものは誰しも一つはご記憶がありかと。
(といっても昭和生まれに限る?)

でも「ホコホコ 北海道」は他ではあまり聞かないかな?
ホコホコはジャガイモかな?
と思って全集を全部見てみましたら、
おもしろいことを見つけましたよ。

長いけど、書き出してみますね。
*音は採譜者によってうたい出しの音が違っています。
口承伝承なので。

『岩手のわらべ歌』
「ジャンケン じゃがいも さつまいも
 あいこで アメリカ ヨーロッパ」

ミミララ ソミレド レレソミソ(くり返す)

『栃木のわらべ歌』
「ジャンケン じゃがいも さつまいも
 あいこで アメリカ ヨーロッパ」

ソソシシ ララソソ ラララソラ
ソソソソ ソソソソ ソラシシラ

『東京のわらべ歌』
「ジャンケン ホカホカ 北海道」
または
「ジャンケン じゃがいも さつまいも」

ソソシシ ラソソソ ソソラソラ
または
ソソシシ ラソミレ ミソラソラ

解説:ジャンケンの掛け声が発展し、
ジャンケンや遊びを楽しむ気分を盛り上げる。

『埼玉のわらべ歌』
「ジャンケン ぽかぽか 北海道」

ソラシシ ラソミレ ミ〜ラソラ

解説:歌が長引くだけ、
どの拳を出そうかと内心緊張もする。
比較的新しい合図である。

『富山のわらべ歌』
「ジャンケンホカホカ 北海道
 あいこで アメリカヨーロッパ」

ファファララソファレド レ〜ソファソ

『新潟のわらべ歌』
「ジャンケン じゃがいも さつまいも」

ソラシシ ラソミレ ミソラソラ

解説:ジャンケンを用意する唱えにいろいろなことばを入れて、
ジャンケンをより楽しくしようとしたものである。

昔は、ジャンケンで順番を決める遊びが多かった。
筆者の経験によれば、竹馬遊び・釘打ち遊び・パッチ(めんこ)などのときによくうたった。
今の子どもたちもよくうたうが、学校で掃除用具の担当、給食皿の運搬などのときもうたっているようである。

↑新潟のわらべ歌は昭和59年に発行。
昭和48年に、大正7年生まれの当時小学生の方から採集しています。

ぼっこの森の本での使用で先生方にお手紙を出させれいただきましたが、
峰村先生は一昨年お亡くなりになったそうです。

全集は二度とつくれない傑作です。

『福井のわらべ歌』はこの歌の変形したもので、
とってもおもしろいでの、
続きは今度に。

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日本童謡民謡曲集  おすすめ資料

買ってしまいましたー!「日本童謡民謡曲集」!
広島高師附属小学校 音楽研究部編 柳原出版(前 柳原書店)

開くと古書の匂いがします。

私の必読書
「日本のわらべうた」尾原昭夫 著 文元社(社会思想社)
「日本わらべ歌全集」尾原昭夫 他 柳原出版

同様、むかしのわらべうたの採集本です。

昭和8年に目黒書店から発行され(続は10年)、
昭和53年に柳原書店が復刻本として発行しました。

Amazon中古で、もとの値段より安くてびっくりで迷わず購入。

日本わらべ歌全集を中古でコツコツそろえ、そろったときは国会図書館まで行かなくても、すぐひける!と嬉しかったので、さらに買えて嬉しい!

なかなか、わらべうたを遊ぶ会などの依頼もなく遊べないのですが、わらべうたを読んでるだけで楽しいとは、これはオタクですね(苦笑)

わらべうた学習会はコロナで会場が使えず延期。
次回は4月23日です。

本づくりもだいぶ進んで、あともう少し。
今年中には完成し皆様のお手元に。
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童謡のサイト  おすすめ資料

みなさん、こんにちは。
先日行った所沢でのわらべうた遊びの会。
早く、ご報告をしようと思っていますが、
ちょっとその前に、おすすめサイトを見つけました。

「世界の民謡・童謡」
http://www.worldfolksong.com/index.html

私は、わらべうた学習会の準備で、
童謡に合わせてペープサートであそぶのをしようと、
この時期に合う童謡をネット検索していて見つけました。

ペープサートは、
子どもと、傘をさしたお母さん。
歌に合わせて、適当に動かすだけ。

「ピッチピッチ〜」の繰り返しでは、
子どもとお母さんのぺ―プサートを裏返します。
そこには、かわいいカエルちゃんが貼ってあり、
踊ります。

ペープサートは簡単につくれ、
子どもたちも大好きですよね。
でも、以前よりだいぶ楽に。
絵が苦手でも、ネットでイラスト無料ダウロードもあるから。

わらべうた同様、童謡を大事にしたいので、
わらべうたの遊びの会では、
うたいながら、体を動かしたり、
今回のように、ペープサートにしたりと工夫して、
ぜひ、1曲はうたいたいな〜と思っています。

ホント、いい歌たくさん!!
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