2012/5/14

レンタネコ  日本映画


レンタネコ

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<あらすじ>

サヨコ(市川実日子)は、都会の片隅にある平屋の一軒家で数えきれないほどの猫たちと一緒に暮らしている。
幼いころから人間よりも猫に好かれる子どもだった彼女の状況は
今も変わらず
サヨコは占い師などの数ある肩書とは別にある仕事をやっていた。
それは寂しい人に猫を貸し出す「レンタネコ」という一風変わった商売で……。

(シネマトゥディより)


大のネコ好きで知られる『かもめ食堂』や『トイレット』の荻上直子監督が
心に寂しい“穴ぼこ”を抱える人と
その人にネコをレンタルするレンタネコ屋をしている女性の交流を描いた人間ドラマです。


「寂しいとき、ネコがいたことで救われたことがあったので
ネコを貸してくれる人がいたらいいのに……と思ったことと

河原でホームレスの人がネコと楽しそうに遊んでいるのを見て
その風景とネコを貸すという物語が結びついたのがきっかけです」

という監督の思いで、この作品は作られました。


古い日本家屋で、祖母の仏壇を守りながら暮らしているサヨコ。
同居しているのはネコたちです。

彼女はそのネコたちを、孤独を抱えて生きている人にレンタルする仕事をしています。

何匹かのネコをリヤカーに乗せて川べりを
「レンタ〜ネコ、ネコ、ネコ」と
ちょっとチャルメラをパロったような声を上げて歩き

彼女はネコ好きの老女、単身赴任中のサラリーマン、
話し相手のいないレンタカー屋の女性などに1000円でネコを
レンタルしていくのです。

これまでの荻上作品同様に、大事件が起こるわけでも
大逆転があるわけでもない・・・

淡々と流れる時間の中で、人間を綴った映画となっております。

自分が死んだ時のことを考えて
ネコを飼うのをためらう老人は多い。

でも、ネコがいない人生は孤独すぎる。

例えばそんな人たちに

「あとはきちんと引き取る」という契約を結び
責任持ってネコをレンタルするというのは、良いアイディアですねぇ。


猫に癒された経験があり、その思いをお裾分けしたくて作った映画と言う荻上監督。

そういえば、この映画のヒロインのサヨコは
猫をレンタルすることで、貸した人の心を癒したり
新しい一歩をサポートしたりしますが

でも映画を見終わって思うことは

「彼女も猫だったのでは?」ということ。

ほのぼのとした雰囲気なのに目力のある市川実日子。

その風貌はまさにネコだったのかも・・・

「ネコ好きかどうか」で評価は左右されるだろうけど

サヨコの個性的な衣装や
日本家屋に置かれている小道具なども素敵だし

ネコ好きじゃなくても、癒される作品になってると思います。

「レンタ〜〜ネコ、ネコ、ネコ」

このフレーズが頭から離れないわ〜〜。
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